英作文 書き直し講座書いて、見て、終わり──をやめるための講座(英検2級・準1級)

-2級まで
-準1級まで
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テンプレを覚えて書き、AIに添削してもらって、赤の入った答案を読んで終わり。それで点が伸びないのは、Fort様の根性が足りないからではありません。「読んで納得する」ことと「次に自分で書ける」ことは、別の能力だからです。

第0講 なぜ「書いて終わり」になるのか

添削を読んでいる間、頭は「なるほど」と認識しているだけです。本番で必要なのは、何も見ずに正しい形を自分で出す力です。出す練習をしない限り、同じミスは次の答案にもそのまま出ます。

証拠はFort様のミスノートにあります。7/29の添削で見つかった need spend(to の抜け)は、1本の答案に3回出ていました。1回直されても、その場で自分の手で書き直さなければ定着しません。

だからこの講座では、1題を次のループで回します。書く量は減らして、1題から取るものを増やします。

  1. 書く:本番の時間を計って書く。テンプレは見てよいのは最初の2回まで
  2. 採点だけもらう:AIには点数と「直す場所3つ」だけを出させる。直した文は書かせない(第4講のプロンプトを使う)
  3. 見ないで書き直す:1回目の答案と模範解答を閉じて、同じ題を最初から書く。時間は1回目の3分の2
  4. 比べる:1回目と2回目を並べ、3つの指摘が直ったかをAIに判定させる。ここで初めて模範解答を開く
  5. カードにする:間違えた文を3枚まで「日本語 → 正しい英文」のカードにして、翌日・3日後・7日後に何も見ずに英語で言う

点が上がるのは③と⑤です。①と②だけで終えると、これまでと何も変わりません。

第1講 採点者の目で見る(4観点×4点)

2級も準1級も、要約と意見論述のそれぞれが「内容・構成・語彙・文法」の各4点、1題16点で採点されます。問題数が少ないぶん、1点の重さはリーディングの比ではありません。

2級準1級
要約約150語 → 45〜55語約200語 → 60〜70語
意見論述TOPIC+POINTS 3つ(使わなくてもよい)
80〜100語
TOPIC+POINTS 4つから2つ使う
120〜150語

各観点で1点落ちる典型

観点こう書くと落ちるこう直す
内容理由が「便利だから」で止まっている/要約で1段落分が抜ける理由のあとに「なぜ→その結果」を1文ずつ足す/段落ごとに1文は必ず残す
構成First, Second はあるが、文と文のつながりが見えない理由の中でも This means / As a result / For example で文をつなぐ
語彙要約で原文の語句をそのまま写す/同じ語を3回使う第2講の「言い換え4種」を使う
文法三単現・冠詞・to の抜けなど、易しいミスが複数ある難しい構文を増やすより、下の「60秒チェック」でゼロにする

Fort様専用・提出前の60秒チェック

ミスノート(7/29)に出ていた種類をそのまま並べました。書き終えたら上から順に目で追います。

第2講 要約は3つの操作でできている

要約は「短くする作業」ではなく、次の3つの操作の組み合わせです。

操作1:段落に役割を書き込む

本文はほぼ必ず3段落で、役割は「話題の紹介 → 良い点(賛成側) → However で問題点(反対側)」です。まず段落の横に「紹介/利点/問題」と書き込みます。要約はこの3つを1〜2文ずつ、同じ順番で並べるだけです。

操作2:具体例をまとめて上の言葉にする

本文の具体例を1つずつ写すと、語数が足りなくなります。例をまとめて、それらを含む1つの言葉に置き換えます。

heating, electricity, and school buses → running costs
part-time jobs, club activities, or simply resting → other activities or rest
droughts or heat waves → bad weather

操作3:言い換え4種

種類原文言い換え
同義語advantagesbenefits
品詞を変えるit is expensivethe high cost
主語を変えるSchools can save moneyThis can reduce schools' costs
構文を変えるlong days make it harder to concentratestudents may struggle to focus during long days

語数の配分の目安は、2級なら 15/20/15語、準1級なら 20/25/20語(紹介/利点/問題)です。

第3講 意見論述は「理由の質」で決まる

型(意見 → 理由2つ → 結論)は、Fort様はもう書けています。点差がつくのは、理由の中身です。理由ごとに、次の3段を必ず作ります。

主張:Working from home saves time.
なぜ:Many workers in big cities spend more than an hour commuting every day.
その結果:They can use that time to rest or study, which makes them healthier and happier.

「その結果」の文が、理由を説得力のあるものにします。これが無いと、内容点は2点止まりです。

理由の引き出し(どの題にも使える8つの観点)

money / time / health / safety / environment / fairness / education / relationships

題を見たら、この8つを頭の中で当てはめ、「その結果」まで一番言えそうな2つを選びます。準1級は POINTS から2つ選ぶので、POINTS をこの8つのどれかに読み替えると、理由が出やすくなります。

2級と準1級の違い

2級は各理由が2〜3文で十分です。準1級は各理由が3〜4文で、「その結果」がさらに社会全体へどう広がるか(例:医療費が下がる、地方に雇用が生まれる)まで書くと、内容点が上がります。

第4講 AI添削の使い方を変える

これまでの添削は、AIが正しい文を書いてくれるので、読めば分かった気になります。そこで、AIに正解を書かせないようにします。演習タブのボタンで、下の文面が答案付きでコピーされます。

書き直したら、演習タブの「判定プロンプト」で、前回の3つの指摘が直ったかを判定させます。正しい形を見るのは、自分で書き直したあとだけです。

題を選び、上の段から順に進めます。書いた答案はこの端末に保存されます。

間違えた文を、何も見ずに英語で言えるかを確かめます。言えたら次は3日後、その次は7日後に出ます。言えなかったものは翌日にもう一度出ます。

カードを追加

日本語(言いたかったこと)
書いてしまった英文(任意)
正しい英文

受験秘書の予定表(juken-hisho)に入っている英検の枠を、この講座で使うときの割り振りです。

日枠やること
9/29〜10/118:20〜19:00
(2級過去問の答え合わせ)
過去問のライティング2題だけ、ループの②〜⑤を回す(プロンプト → 見ないで書き直し → カード3枚)。要約と意見の書き直しは、それぞれ10分と13分で
毎朝起きてすぐカードタブを開き、その日のカードを英語で言う(3分)
10/2(金)17:35〜19:00演習「2級 要約」「2級 意見①」をループで1周ずつ。60秒チェックを声に出して確認
10/3(土)16:35〜19:00
(準1級の枠)
第2講と第3講の準1級の部分を読み直し、演習「準1級 要約」と「準1級 意見①」をループで1周ずつ
10/4〜10/9準1級の枠(1日1題)要約と意見を1日交代で。3日前に書いた題に、何も見ずにもう一度挑む日を入れる(演習タブの「再戦」印)
10/10(土)前日新しい題は書かない。カードをすべて通しで言う+60秒チェックの確認だけ

再戦待ち

まだありません。