テンプレを覚えて書き、AIに添削してもらって、赤の入った答案を読んで終わり。それで点が伸びないのは、Fort様の根性が足りないからではありません。「読んで納得する」ことと「次に自分で書ける」ことは、別の能力だからです。
添削を読んでいる間、頭は「なるほど」と認識しているだけです。本番で必要なのは、何も見ずに正しい形を自分で出す力です。出す練習をしない限り、同じミスは次の答案にもそのまま出ます。
だからこの講座では、1題を次のループで回します。書く量は減らして、1題から取るものを増やします。
点が上がるのは③と⑤です。①と②だけで終えると、これまでと何も変わりません。
2級も準1級も、要約と意見論述のそれぞれが「内容・構成・語彙・文法」の各4点、1題16点で採点されます。問題数が少ないぶん、1点の重さはリーディングの比ではありません。
| 2級 | 準1級 | |
|---|---|---|
| 要約 | 約150語 → 45〜55語 | 約200語 → 60〜70語 |
| 意見論述 | TOPIC+POINTS 3つ(使わなくてもよい) 80〜100語 | TOPIC+POINTS 4つから2つ使う 120〜150語 |
| 観点 | こう書くと落ちる | こう直す |
|---|---|---|
| 内容 | 理由が「便利だから」で止まっている/要約で1段落分が抜ける | 理由のあとに「なぜ→その結果」を1文ずつ足す/段落ごとに1文は必ず残す |
| 構成 | First, Second はあるが、文と文のつながりが見えない | 理由の中でも This means / As a result / For example で文をつなぐ |
| 語彙 | 要約で原文の語句をそのまま写す/同じ語を3回使う | 第2講の「言い換え4種」を使う |
| 文法 | 三単現・冠詞・to の抜けなど、易しいミスが複数ある | 難しい構文を増やすより、下の「60秒チェック」でゼロにする |
ミスノート(7/29)に出ていた種類をそのまま並べました。書き終えたら上から順に目で追います。
要約は「短くする作業」ではなく、次の3つの操作の組み合わせです。
本文はほぼ必ず3段落で、役割は「話題の紹介 → 良い点(賛成側) → However で問題点(反対側)」です。まず段落の横に「紹介/利点/問題」と書き込みます。要約はこの3つを1〜2文ずつ、同じ順番で並べるだけです。
本文の具体例を1つずつ写すと、語数が足りなくなります。例をまとめて、それらを含む1つの言葉に置き換えます。
| 種類 | 原文 | 言い換え |
|---|---|---|
| 同義語 | advantages | benefits |
| 品詞を変える | it is expensive | the high cost |
| 主語を変える | Schools can save money | This can reduce schools' costs |
| 構文を変える | long days make it harder to concentrate | students may struggle to focus during long days |
語数の配分の目安は、2級なら 15/20/15語、準1級なら 20/25/20語(紹介/利点/問題)です。
型(意見 → 理由2つ → 結論)は、Fort様はもう書けています。点差がつくのは、理由の中身です。理由ごとに、次の3段を必ず作ります。
「その結果」の文が、理由を説得力のあるものにします。これが無いと、内容点は2点止まりです。
money / time / health / safety / environment / fairness / education / relationships
題を見たら、この8つを頭の中で当てはめ、「その結果」まで一番言えそうな2つを選びます。準1級は POINTS から2つ選ぶので、POINTS をこの8つのどれかに読み替えると、理由が出やすくなります。
2級は各理由が2〜3文で十分です。準1級は各理由が3〜4文で、「その結果」がさらに社会全体へどう広がるか(例:医療費が下がる、地方に雇用が生まれる)まで書くと、内容点が上がります。
これまでの添削は、AIが正しい文を書いてくれるので、読めば分かった気になります。そこで、AIに正解を書かせないようにします。演習タブのボタンで、下の文面が答案付きでコピーされます。
書き直したら、演習タブの「判定プロンプト」で、前回の3つの指摘が直ったかを判定させます。正しい形を見るのは、自分で書き直したあとだけです。
題を選び、上の段から順に進めます。書いた答案はこの端末に保存されます。
間違えた文を、何も見ずに英語で言えるかを確かめます。言えたら次は3日後、その次は7日後に出ます。言えなかったものは翌日にもう一度出ます。
受験秘書の予定表(juken-hisho)に入っている英検の枠を、この講座で使うときの割り振りです。
| 日 | 枠 | やること |
|---|---|---|
| 9/29〜10/1 | 18:20〜19:00 (2級過去問の答え合わせ) | 過去問のライティング2題だけ、ループの②〜⑤を回す(プロンプト → 見ないで書き直し → カード3枚)。要約と意見の書き直しは、それぞれ10分と13分で |
| 毎朝 | 起きてすぐ | カードタブを開き、その日のカードを英語で言う(3分) |
| 10/2(金) | 17:35〜19:00 | 演習「2級 要約」「2級 意見①」をループで1周ずつ。60秒チェックを声に出して確認 |
| 10/3(土) | 16:35〜19:00 (準1級の枠) | 第2講と第3講の準1級の部分を読み直し、演習「準1級 要約」と「準1級 意見①」をループで1周ずつ |
| 10/4〜10/9 | 準1級の枠(1日1題) | 要約と意見を1日交代で。3日前に書いた題に、何も見ずにもう一度挑む日を入れる(演習タブの「再戦」印) |
| 10/10(土) | 前日 | 新しい題は書かない。カードをすべて通しで言う+60秒チェックの確認だけ |